盛り上がってるのは年寄り

ワタシの地元の興譲館高校は女子駅伝で毎年ブイブイ言わせているが、この度ついに野球部が初のセンバツ出場を決めた。
あまり気にしてなかったのだが、秋季大会でベスト4入りしてたようだ。
県内のあちこちから有望な選手をかき集めるほどの地理的状況にもないので、駅伝同様に指導者に恵まれたのだろう。
ここまでは実にいい話である。


さて、俄かに入った甲子園出場の報に、地元の年寄り衆が何やら活発化してきた。
バスをチャーターして甲子園まで出向くそうだが、少子高齢化が加速しっぱなしの町なので、どうも老人会の慰安ツアーの如き様相を呈しそうな雰囲気。
70過ぎのウチの父も「生きてるうちに二度と見れん」と観に行く腹らしいが、もうちょっと高く評価してやってもいいのではないか(自分の寿命ではなく興譲館の方を)。


甲子園が終わるとはしゃぎまくった反動が出るのではないかという懸念がある。
4月は葬式でごった返しになるので、地元衆は今のうちに香典を準備しておくように。