出生世代ごとの投票動向

衆院選投票率推移データから出生世代ごとの投票動向を見てみたいと思った。
参照データはこれ。

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一番新しい平成26年の時点で60代(60~69際)の殆どが昭和20年代(1955~1954年)の生まれである。
なので、出世年を昭和の十年期ごとに区切ってみる。
平成26年データに対しては
  (60代投票率)=(昭和20年代生まれ投票率
  (50代投票率)=(昭和30年代生まれ投票率
とする。
5年遡った平成21年だと前半5年分は50代、後半5年分は60代でカウントされる。
雑な換算だが
  (50代投票率×0.5)+(60代投票率×0.5)=(昭和20年代生まれ投票率
  (40代投票率×0.5)+(50代投票率×0.5)=(昭和30年代生まれ投票率
とする。


このように換算していくと、出生世代別の投票率は概ね下グラフのようになる。

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統計に詳しい人ならもっとちゃんとした推定をできるだろうけど、ワタシ(S46年生)の属する団塊ジュニア世代が親の世代(団塊世代)に比べ政治参加意識が落ちてるのは間違いなさそうである。


あと、団塊世代は40代の頃も70%近い投票率を示している(今のような便利な期日前投票が無かった頃に!)点を重視したい。