テレビ業界も大変だなぁ(棒読み)

報酬カット続出 テレビ局襲う未曾有の危機 - 東洋経済オンライン
“午後4時”のテレビ産業〜落日の危機は近づいている - 日経BPネット
ネット展開を積極的に行なうという毎日新聞の選択は正解だったのだが。
あの見事な失敗事例に、果たして他誌局はどこまで学べるか。


BS参入、買い物番組の総量規制へ 大量放送に苦情 - asahi.com
それでも、BSの買い物番組にはそれなりに意義があると思う。

?買い物番組を乱発しているので、上質な番組が同時間にかちあうケースが少ない
?オムニバスCDの宣伝番組が細切れに名曲を流してくれるので、30分で音楽史が分かったような満足を得る
?地上波のバラエティーに比べればポリシー(「買え」)がはっきりしてて、落ち着いた番組である


パチンコ解禁は断末魔? 信頼も文化も失ったCMの未来(前編) - 日刊サイゾー

最近でいえば、トヨタの「レクサス」の広告展開が、テレビの影響力のなさを明らかにしたと思います。
広告出稿量ナンバー1企業のトヨタは、レクサスの顧客となる高所得層はテレビをあまり見ないというデータを持ってますから、レクサスのテレビCMをほとんど打っていません。
今まで業界人がうすうす感じていた「テレビを使わないほうが、品が良くないか? ブランド構築においてプラスじゃないか?」という思いを、レクサスは忠実に体現した。
ただ、今の段階で、レクサスは国内では苦戦をしている。なのに、「ほら見ろ、テレビCMをやらなかったからだ」という声は聞こえてこないし、トヨタ自身もテレビCMを増やそうとしない。
このこと自体が、テレビの現実に企業側が気づいている証左だと思うんです。

そういえば松下がファンヒータの件で謝り続けてた間も、プラズマテレビの売り上げは全然落ちてないし。


結論は出さずに、スカパーでアニメばっかり見ていようか。