思い出と言う程でもないメロディー(その5)
「春のまま」詩人の血('92.10)
そうさ!君の手はもう秋の中
ふたりを連れて行く
胸の中は春のまま
想い出に溢れてた
学生時代はやたらとFM802*1を聴いている時間がやたら長く、実験室での作業中や、友人宅に集まってレポートを書いてる時なんかはラジオを流しっぱなしだった。おかげでヘビーローテーション*2のナンバーは一通り聴き倒し、こういう泡沫的なアーティストの曲も自然と耳にする機会が多かった。
この曲が流れてたのは、学科の配属が決まって*3大体寄り集まるメンツも固まりきった頃だった。
あの頃の友人たちとは卒業以来交際も絶えたが、皆元気にしてるだろうか。
広がったこの秋色が
ふたりを包んでく
胸の中は春のまま
幸せを感じてた
曲のムードとは全然違うが、明け方に連れ立って天一でラーメンを食ってたあの頃が一番お気楽だった。