どうもドイツ人のやる事といったら

個人的に大ウケしたので全文引用する。


問題児をシベリア送り=過酷な環境で更生狙う−独(21日;時事通信)

問題児は極寒の地で更生を−。ドイツのヘッセン州ギーセン郡が、暴力行為で家庭や学校が持て余した少年(16)を更生のため、古くから流刑地として有名なロシアのシベリア地方に送り込んでいたことが明らかになった。
 ドイツのメディアによると、少年が送られたのは真冬には気温がマイナス55度まで下がる人口約5000人の寒村。テレビもインターネットもなく、暖を取るためにはまき割りをしなければならない環境で、少年は世話役1人と生活している。期間は9カ月の予定。
 現地を視察したギーセン郡青少年局幹部はフランクフルター・アルゲマイネ紙に対し、「少年は世話役とかかわり合い、自信と社会的能力を得た」と語っている。 

文面を見る限りでは、シベリア送り自体に問題はなさそうな雰囲気があって奇妙で楽しい。
少年よりもむしろ、一緒に送られた世話役への処罰っぽく見えるのは気のせいだろうか。
まぁインフルエンザにはかからない(ウィルスが生きられない)ので良しとしよう。


ソースは分かんないが、北海道新聞の記事ではきちんとシベリア送りを問題視した記事が読める。時事通信はしょり過ぎ。

ドイツ中部のヘッセン州が暴力行為を繰り返した十六歳の少年を、更生させる目的で極寒の地ロシア・シベリアに送り、小屋暮らしをさせていることが十七日、分かった。ドイツの主要メディアが一斉に報じ、更生のあり方として是か非か、物議を醸している。
シュピーゲル誌(電子版)などによると、少年は家庭や学校で暴力を繰り返したことから、同州少年福祉局が「厳しい環境に身を置くことで、生活上の諸問題を暴力に頼らず解決する生き方を学んでほしい」と、シベリアで九カ月間暮らさせることを決定した。
少年は、昨年末からシベリアの寒村でロシア語の話せる随行員と小屋暮らしを開始。電気なし、トイレも屋外という最低限の設備しか与えられない状況下で、数キロ離れた地元の学校に通っているという。
連邦法では、十八歳未満の少年を更生目的で海外で教育させることは、両親が了解すれば認められている。
二○○六年には約六百人の少年がフィンランドなどに送られたが、シベリア派遣は知られておらず、教育関係者に衝撃を与えた。
少年犯罪対策の専門家からは「ドイツ国内の生活に順応できるようにすることが更生の目的なのに、環境の違うシベリアで何を学べるのか」との批判が出ている。

スターリンなら家族ごとシベリア送り+強制労働だから、まだマシと思わなきゃw