北朝鮮の新たなる世界戦略

今夜のTBSのブロードキャスターでおもむろにアニメの話題が。
北朝鮮がアニメ制作の孫請けで外貨を稼いでいるとのこと。


日本から韓国へのアウトソーシングが90年代から問題視されているが、状況はさらに進んで韓国から北朝鮮に仕事が流れている。
萌えアニメの孫請けをやってる状況で「アニメを通して南北交流」「必ずや日本のアニメを追い抜く」とか言ってるのが実に香ばしい。


結局のところ日本アニメ業界の搾取構造の最底辺に北朝鮮を突っ込んだだけのような気もするが、収益が見込めるようならそのうち国家がテコ入れをするだろう。強制収容所でアニメを作るとか。
金正日の次の代でゆすり外交からアニメ外交に転換したりして。
んでもって、こちらの首相がローゼン閣下だった日にはどういう展開をするやら。




ちなみに、ググってみるとこんな書き込みが。

移譲記章|北朝鮮のアニメが結構凄い;コメント欄

No.11 動画に関しちゃ凄い国 2007/04/03 02:19
北朝鮮のアニメのレベルってすごいものがあると聞いたことがありますよ。
何でもフランスのアニメ企業が南北に作画を担当したところ、何度もこの手の仕事をしたはずの韓国側の方はリテイクの暴風雨状態になって、本国より予算がかさむはめになったのに、この手のフランス風アニメにまったくなれてなかった北朝鮮の方は最初はとまどったもののすぐにフランス風のアニメになれてリテイクもないまま極めて良好な作画を予定期日にできたしまったとか。
しかもこの話の凄いところは韓国側が大量の人員を使ってそれだけにかかり切りになって結果はフランス人を失望させたのに対し、北朝鮮側の作画担当者たちはなんとその大半、軍事訓練と政治集会にかなりの時間を割かざるを得ない状況にあった、それで韓国より良い作画をより少ない人数でしかもきちんと期日内に仕上げてしまった。

ギー何とかのピョンヤンという左巻きの出版社が出している本にそのあたりの事情が少し書かれてました。

ちなみに日本もまったく同じことを南北に対してしているのですが、英伝というよく知られたアニメでまったく日本のアニメをまともに見たことがないにもかかわらず、

むろん日本より遙かに劣ることを承知で言えば、上のフランスアニメ担当者が体験したこと同じような結果になったとのことです。

とにかく、苦難のこうぐんで作画担当者が全滅していない限り、間違いなくフランス風アニメでも日本風アニメでも、基礎的な力で言うなら韓国よりも北朝鮮が上と言わざるを得ないかもしれません。

さすがにソ連アニメの流れをくむだけのことはあるのでしょう。

このままでは、日韓の売りは“作画崩壊”しかなくなってしまう・・・