背伸びが見たい

TSUTAYAにDVDを返しに行ったついでにコミックの新刊なぞ探していたらば。
中学生とおぼしき女の子とその母親とおぼしき中年女性が本を物色している。
漏れ聞こえる話の流れからは読書感想文に使う本を探しているみたいで(夏休みのこの時期に探すあたりは殊勝と言えるが)、「これにしときー」と本を取る母親の声を度々耳にした。
これだけと言えばこれだけの話であるのだが、何とはなしに違和感を感じた。
自分が読む本を親に決めてもらうってどうなんだろう?
そういったシーンで主体性を見せようと背伸びをする年頃であって欲しい。
背伸びをすると大抵背は伸びるのだから。