こうしている間にも抜け道を考える連中はいるはず

YouTubeフィルタリングツール、間もなくリリース(18日;ITmedia News)

フィルタリングの内容としては、既に2月の時点でGoogleがAudibleMagicからライセンスを受けると報じられているので、動画内の音声データによるフィルタリングでほぼ間違いないだろう。
YouTubeの著作権フィルタは不発―AudibleMagicを採用か(2月23日;TechClunch Japanese)

AudibleMagicを採用済みのMySpaceでは、音声データをデータベース内の音声情報と照合して断片的にでも一致したものを自動削除するようにしており、おそらくYouTubeも同様の処置を執ると思われる。
照合するといっても、物理的にデータベースに収められるのは
  ・人気のあるTVドラマ、映画
  ・メジャーな音楽パッケージソフトの楽曲
  ・以上のうち、主にアメリカと日本のコンテンツ(JASRACが頑張る)
ぐらいしかないだろうから、素人考えでこれをかいくぐる手段としては

・データベースがカバーしきれないほどマイナーなコンテンツを音声ソースに使う
・耳で聴いても違いが分かりづらいレベルで音声波形データの改変を行なう
 (波長域を絞り込んでのローパス/ハイパスフィルタリングとか)
・複数データのオーバーラップ(例;陰陽師は大変なものを盗んでいきました)

・・・結論としては、「MADを作れ」という事になるのだろうか。