成長は冥土の旅の一里塚

農業も生産活動の一つだけに、環境負荷はそれなりに大きい訳で。

温室効果、窒素肥料も原因…南極の雪氷内大気を解析(6日;読売新聞)

窒素系肥料では窒素が土壌に吸収・保持されやすいアンモニア塩などの形態で含まれているが、土壌内でバクテリアの働きにより硝酸塩に変わると土壌に吸収・保持されにくくなるのに加えて一酸化窒素、亜酸化窒素などの温室効果ガスとなって空気中に放出される。
現状では世界の窒素肥料消費量の過半数を東南アジアが占めているそうだが、今後アフリカを中心とした低成長地域が先進国の支援により成長スパイラルを辿った日には肥料消費の激増が予測される(気前よく支援するかどうかは疑問だが、世界経済の安定成長のためにはマーケットを増やす事が必須)。
安易な考え方ではあるが、技術的なブレイクスルーを期待するぐらいしかないのか。