選挙が近いのですが

ワタシの住む高砂市で市長/市議選が告示された。
そして、選挙が始まると途端に動き出す人たちがいる。


夕方4時のこと、工程管理部の先輩がしょうむない質問をしに来たので対応。
先輩、急に話を変える。
「今どの辺住んでんの?」
「高砂の市内ですけど」
「今日定時で終わる?」
「・・・分かんねっス、んで?」
「一緒に市役所寄ってもらえない?」
「・・・」
「選挙あるから」
・・・またか。
この先輩は某学会の熱心な活動員で、以前にも公○党への票欲しさに

・社員寮に住んでた頃「パソコン買うんで見に行くのつきあって」と騙くらかして不在者投票に連れて行く。(無論、入れない)
・御殿場に長期出張の頃、不在者投票の手続きを一から十までやってくれたのはいいのだが、投票当日に出張先の長野からわざわざ様子を見に来る。(それでも、入れない)

などと香ばしい状況を醸し出した実績があるので、ワタシとしても
「(投票には)当日行くっス」
と即答せざるを得なかった。


この先輩はこうやって選挙の度にネタを呉れるので心の奥底では「使える奴」と高い評価をしているのだが(スーファミを騙り取られたので帳消し)、こうやって周囲にバイアスをかける連中がいるのは実に楽しいことである。
自分が如何に世間のしがらみに絡まれているかが良く分かる。
もっとも、こうしたバイアスにはむしろ積極的に逆らう傾向がワタシには有る。
ワタシに言わせれば、個人的な人間関係を投票の理由にするのは政治を馬鹿にした行為なので、政策云々を論じる前にワタシとの個人的繋がりの欠如を求める。
例えば友人や身内が立候補した場合には、よほど義理のある相手なら無効票を投じて人情と道理を貫くことにしている。
つーか、単なる根性曲がりのような気もする。
ウチの親父などは旧友が県議選に立候補した時に事務所へ遊びに行って振る舞い酒までゴチになった挙句、無効票でお茶を濁している。こ奴も根性曲がりである。
いずれにしても、根性曲がりの人間に投票を呼びかける事自体が間違いである事に気付いて欲しい。
(最近では街宣車でうるさかった連中も優先的に消去してる)