日本人の魂、盆踊り

なんて事を本気で考えちゃいないのではあるが。


高校野球を見てたりスイカを食してたり扇風機の動きを追ったりと日中は自堕落な生活。
晩飯を食しながら「そういえば今夜は盆踊り」と思い出し、「少しは汗をかかなくっちゃだわ」とばかりに出かける。

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当初は遠巻きにして様子を伺っていたのだが、音楽を聞くと体が自然に踊り出して止まらない風大左ヱ門が如く、備中ほいさを踊らずにはいられないワタシであった。
しかし、休憩の後にロックバージョンとかカーニバルバージョンなどと聞きなれぬMIXの井原音頭が流れ出すとワタシも当惑を隠し得ず、さてステップを覚えるまでに何廻りかかるかと不安になったところでサンダルの紐が切れたので諦めて帰ることとした。


こんな感じで故郷というものを満喫したかのようではあるが、結局のところ地域社会と切れてしまった今となっては失われた過去の故郷の思い出を重ねているに過ぎないんだな、と幾分センチメンタルにもなったりする夏の夜。