それでもiPodは売れている

iPodのこれまでの歴史をまとめている記事を見かけたので参考までに。
 ⇒「iPod」の戦略と歴史/元麻布春男の週刊PCホットライン(21日;PC Watch)
この記事で注目したいのは次の指摘である。

最後にもう1つ指摘しておきたいのは、AppleiPodのモデル数をかなり厳密に管理していることだ。言い換えれば、AppleiPodのモデル数が増えすぎないよう、細心の注意を払っている。nanoを出す際にはそれまでのベストセラーだったminiの生産を停止している。新旧両モデルが店頭に並ぶ期間を極力短くすることで、旧モデルの値崩れを防ぎ、プライスポイントを維持しているのだろう。もちろんモデル数を絞ることで、流通管理も行ないやすくなる。

そういえばいつの間にAppleはそういう小器用な企業に変貌していたのかと改めて驚かされるとともに、確かに新型の出し方/旧型の仕舞い方が他所に比べて上手いなとは思った。
SONYは9月の新型発表から来月の発売までの2ヶ月のインターバルで旧型をどれだけさばけるだろうか。また旧型の価格帯は今どの辺りをうろついているのだろうか。