とび出す映画

アメリカでアイマックス3Dシアターが好調との事。
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000034-san-int
いつリンク切れるかもなので、とりあえず全文引用。

巨大スクリーン 飛び出す立体映像 アイマックスシアター 米で注目
【ロサンゼルス=岡田敏一】米ハリウッドで、超大型スクリーンを用いた映写方式、IMAX(アイマックス)シアターの3D(立体)作品が注目されている。昨年末に公開されたアニメ「ポーラー・エクスプレス」が、IMAXで予想以上の成績を収めたのがきっかけ。二〇〇七年から、「スター・ウォーズ」のシリーズ全六作を毎年一作ずつ3D方式で上映する計画だといい、新市場開拓が期待されている。
昨年、3D方式で「ポーラー…」を上映した際には、特殊めがねをかけて巨大スクリーンを見ると、登場人物や汽車がいまにも飛び出してくるような迫力が大いに受けて、約四千五百万ドル(約四十六億円)を稼いだ。
これは同作品が米国内で稼いだ総興行収入の約四分の一を占め、IMAXを展開するIMAX社(本社・ロサンゼルス)の昨年の利益は、前年より約百万ドル(約一億円)増の約一千二十万ドル(約十億円)になった。「IMAXの3Dは新たな金脈」(業界関係者)との認識が生まれた。
さらに「スター・ウォーズ」のシリーズを手がけたジョージ・ルーカス監督がこのシリーズの3D化を発表。「タイタニック」(九七年)のジェームズ・キャメロン監督や四月一日公開の話題作「シン・シティー」を手がけたロバート・ロドリゲス監督らも3D映画を製作中といい、「同シアターは3Dという新形態の映画の普及にも大いに貢献する」(大手映画会社)と期待されている。
IMAXは「Image Maximum(イメージ・マキシマム)」の略。一九六七年のモントリオール博覧会(カナダ)で初めて紹介された。フィルムの面積は普通の映画で使う三五ミリフィルムの八−十倍。スクリーンの面積も三五ミリフィルムを使う映画館の約十四倍。音響システムも六トラック・約一万二千ワットの大音響で、鮮明かつ迫力ある映像が楽しめる。現在、全世界に二百四十八カ所ある。
 ただ、普通の映画をこの方式で上映するにはコストや手間がかかるため、同シアターが上映する作品は、これまでは深海や宇宙空間、野生動物を題材にした記録映像がほとんどだった。
(産経新聞) - 3月31日15時23分更新

一昨年までアイマックスシアターの映写用ランプの担当をしていたもので、そのからみで新宿高島屋(つぶれた)と大阪天保山に出張したことがある。
その他の3D上映館としては穂高は知ってたが、品川プリンスと軽井沢についてはオープン情報にトンと気付かず担当者失格。
3Dにどんどん調子よく参入してくれればそれだけうちのランプも売れるので実においしい。何しろ3Dではランプを2灯使うので2倍売れる訳だ。
とはいえ、発注の急増すると大慌てで増産体勢を取らねばならず色々しんどいので、直接火の粉が降りかかる立場ではないながらも「売れ行きも 中くらいなり おらが春」と願う次第である。