あるネ申言舌
文庫新刊で出ていたので、ふと買ってみた。
- 作者: ヴィルヘルム・グレンベック,山室静
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/10
- メディア: 文庫
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北欧の厳しい気候と明け暮れる戦乱は、力強くそして悲劇的な神話を生み出した。
神々は巨人族との戦いの果てに気高く滅んでいくよう宿命づけられ、永遠の栄光を約束する名誉ある死へ向けて勇者たちは進んで行く。
そうした峻厳たる北欧神話の中で、最も深く印象に残った1つのエピソードを紹介しよう。
父親をアスガルドの神々に殺され悲しみと怒りに囚われた女巨人の嘆く姿に、機知に満ちた神ロキはその心を慰めようと一つの行動をとった。
一頭の牡山羊をつれてくると、その髯に紐を結びつけて、
紐の他の一端を彼自身の一番秘密の場所に結びつけ、
そうして綱引きをはじめた。
山羊はロキを引張り、ロキは山羊を引張って、
ひと引きごとに天までとどく叫びをあげた。
(抜粋)
ヽ( ・∀・)ノ ♪ヒッパレーヒッパレーチンコヲヒッパレー
変態紳士を通り越して、もはや神話だよ!
つーかもとから神だったよ畜生!