朝からラーメン

地元井原市にて評判(?)の“いばらーめん”なるものを食す。
地元産の“ごんぼう”*1をとにかく入れて、後はそれから考えようと云う雰囲気の横溢した逸品。
あっさりとした出汁、自己主張の強すぎないごんぼう、レンゲなんぞ置いてないカウンター、「井原線のうた」がエンドレスで流れる駅舎のえもいわれぬ空気、どれを取っても半端だ。
だが、あまり美味いものを並べるとラーメンを食す通勤客*2や旅行客の心が満ち足り過ぎて心の隙を生じ、うっかり電車に乗り損ねるやもしれない。
そう、“いばらーめん”は旅人の路程が安らかならんことへの願いがこもっているのだ。*3

*1:普通にゴボウと云うのは芸がないとの配慮

*2:平日は朝7時半から

*3:んなわきゃねー。