「つまらない」はあまり聞きたくもない言葉

作品の魅力をどこに見出すかは人それぞれの背景によるんだけど、「つまらない」って言葉は迂闊に使うと「魅力を読み解く能力がなさそう」に見られかねないので、ワタシはあまり言わないよう心がけてる。

なんで「カウボーイ・ビバップ」はつまらなくて「ひだまりスケッチ」は面白いのか - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記

「ひだまりが面白い」理由よりも「ビバップがつまらない」理由の説明に文章を多く割いてるあたり、プレゼンとしてちょっとどうかと。
大きな枠組み(ジャンルなり業界なり)を語る言説の中でこういう言い方をする分にはあまり抵抗ないけど、基本的には自分がほんっっっとに面白いと思ったものだけに言葉をとっておいた方がいいと思う。
メジャーなブログの人でも勿体無い言葉の使い方をするもんだなぁ。


ワタシ個人としては、メインキャラ3人が「止まった時間」の中を生きている様が好きだし、アクションなんかよりも日常の何気ない瞬間にふと垣間見える諦観めいた仕草や言葉が好きだ。
(「1.75倍速」で見てるような人に無理に伝えようとは思わないけど)


それにしても、「1.75倍速」って誰か流行らせてくれないものだろうか。