分からないけど仕方がない

テレビや新聞で詳しく報道されない「毎日新聞英文サイト変態記事事件」、一体何が問題なのか? - GIGAZINE

今回の騒動において最大の問題は「落としどころはどこなのか?」という点です。今までであれば、一定期間が経過すればマスコミ自身が次の事件に興味を移すので風化していったわけですが、インターネットは半永久的に情報を残し続けます。そのため、「万人が納得する答え」などあるわけがないのです。この騒動に深く関わっている人たちは自分たちの考えや意見以外すべてを否定していますし、それは毎日新聞も同じです。互いに妥協できる点を見つけ出そうという行動ができないわけです。というのも、肝心のネット側には誰か代表する人物がいるわけではないし、毎日新聞の側も誰かが総まとめで責任を取るだけのリーダーシップを示すわけでもない。ネット上のさまざまな人に向けて呼びかけて意見を求めるわけでもない。結果、これだけの大惨事になってもなお、先が見えないわけです。

毎日新聞がこの一件を通じて「変わる」ことが出来ればと思う。
彼らがそれを我々に分からせる言葉があればと願う。
でも言葉への信頼は失われてしまったので、ネットからは「滅びの言葉」を吐き出し続けるしかない。悲しいけど。
ラピュタ城は崩壊して飛行石は空の彼方に消えた。
毎日新聞はその穢れを振り落として空へと浮かび続けるのだろうか、それとも形にならない何かを残して崩れ去るのだろうか。