マジョリティは何処に居るのか

次世代DVDもBlue-Ray優勢の記事が増えてきている昨今だが、HD DVD劣勢ムードの東芝を勝者と定義してる方もいらっしゃるようで。

東芝のチャンス - 池田信夫 blog

コメ欄も含めてみんな言ってる内容はそれなりに辻褄が合っているとは思うのだが、一つ分からないのは「結局マジョリティは何処に居るのか」という一点である。
己の主観のみに基づいて「高画質は世の趨勢だ」「いや現状でOK」とか言われても、結局はそうした意見を述べる“個人”が居るだけで、ビジネスの対象となる“集団”の在り処が見えてこない。
そもそもマジョリティは居るのか。


あと気になった記事は

Vistaに地デジソフト標準搭載 日本専用仕様(8日;ITmedia News)

いわゆる“テレパソ”(AVパソコンと言った方が良いのか)の需要に乗っかってVista普及を増やそうという腹なのだが、“テレパソ”はどれ程売れているだろうか。
“テレパソ”は拡張性に乏しいので、ある程度詳しいユーザの選択肢からは外れる。
また、比較的高額な設定なので所得の面からも絞り込まれる。
偏見を承知で言えば「金はそこそこ持ってるけど、よく分からないのでとりあえず家電量販店の店員のお薦め品を買う」というイメージなのだが、Vistaの売り上げを満足いくレベルに押し上げてくれるほどこうした連中が存在しているのか。
いずれにせよ、Vistaという時点でダメっぽいのではあるが。