マンションいかがですか?【決裂編】

先日会社にマンション経営の電話勧誘が来たので、とりあえずしばらくは都合が悪いとはぐらかしたはいいのだが。
週明けに鼻風邪をこじらせ、応対できないまま3日も休んでしまう。


ワタシが留守の間も電話をかけてきてたらしく、出社すると事務の女の子から
「何かもうキレかけてましたよ向こう、ヤクザみたいな柄悪い口調になって」
トラブルによる心労で休んでるんじゃないか説まで出てくるくらいの様子だったので、全然心配して無い当事者としては問題ないと言い含めておく。


とりあえず、断るためにこんなウソ話を用意してみた。

・先日母方の祖母が亡くなった。(ホント)
・母の実家は呉服屋が家業だったが、随分前につぶれた。(ホント)
・身代をつぶした理由は投資をしくじったから。(ウソ⇒日本人が和服を着なくなったから)
・その事を祖母は悔やみ続け、繰言を子守唄代わりに聞いて育った。(ウソ⇒気に病んだ様子もない)
・その祖母が亡くなった時刻は丁度勧誘の電話がかかってきた時刻だった。(ウソ⇒前の日)
・こうした事情から、安易に投資の話を聞くことは祖母の遺志にも背くだろう。(当然ウソ)
・だから今回の件は直接お話を伺うのをご遠慮したい。(ホント)

合理的に論破しようとしても「そこは会って詳しく説明したい」とゴネ続けるだろうから、精一杯非合理な展開で突破を試みた訳だが。


そうこうするうち、待ちに待った電話が入ってきたので上記のウソ話を突っ込んだところ、
案の定キレた。
ワタシの渾身のウソ話を真っ向から「そんな事関係ない」と小島よしおばりに否定しにかかるし。
いや、客の感情(ウソだけど)を汲み取れなくてそれでに営業なの?
次第に向こうも恫喝口調になってくるので、こちらもケンカ腰になる。
先方は会社名を“ジュウカン”と名乗っていたが、漢字で何て書くか分かんない(分かれば即ググるつもり)ので
 「漢字でどう書くのか言いなさい」
 「こないだ言いました」
 「言ってません」
 「言いました」
子供のケンカかこれは。


最終的には「うっさいわい、ボケ」と捨て台詞を残してワタシの方から電話を切ったが、その後およそ5分おいて2回電話がかかってきたので「ずっと打ち合わせ中と言っといて」とあしらっておいた。


程度の低い奴を相手にすると、自分の程度も低くなったような気がする。
ホントはもっとジェントルな人間なのに・・・
電話で相手が見えないと強気だなwww


正常な判断力の持ち主なら、いつまでも儲けにつながらない相手に電話をかけてくる事は無いと思うが。
何にしても週明けが楽しみ。
(つづく?)