チャーリーな夜

アニカラオフの3次会、あのチャーリー・コーセイの店で飲む。
ナマの歌声を堪能。
文章で伝達するには勿体無いくらいの情動を久しぶりに味わう(だから書かない;行った者勝ち)。
f:id:hiroC:20070318230254j:image



メンバー数名がツーorスリーショットでの記念撮影をして貰ったが、幸いにもデジカメ持参はワタシ独り(やはりこういうシチュエーションに携帯ではどうにも)だったので、シード権(頭上で種が割れる権利ではない)にあずかる。
ツーショット写真はmixiのコミュ(非公開)にアップしたので、見れる人だけ見て欲しい。
CDを買ったら直筆サインも頂いた。
カクテルを口にして少々浮かれる。
上々。




この店のオリジナルカクテルは「ルパン」「次元」「五右衛門」「不二子」「とっつぁん」と実にそのまんまな名前であったが、チャーリーの歌声を聞いているうちに
この場にはむしろ白乾児パイカル)がふさわしいのではないか
なんて埒も無い考えが浮かんできた。
やはり酩酊している。




パイカルの登場した1stシリーズ第2話「魔術師と呼ばれた男」は、その後のテレビシリーズと比べると特に硬質なテイストで、進化の過程で顧みられなかった一つの可能性と言えなくもない。
2ndシリーズに代表される以降のシリーズの口当たりの軽さに比べると、このエピソードのざらついた舌触りはいつまでも強い印象を残す。
この60年代貸本めいた暗みが70年代にライトなコミックタッチへと変遷する過程を辛うじて時代感覚として認識しえる団塊ジュニア世代としては・・・などと思考がとりとめもなくなっていく。
カクテル二杯で酩酊とは如何なることか。




段々と自分の立ち位置を見失いながら(見失う以前にそもそも見出してないような)家路へと歩く。悲しき三十五歳は夜空を見上げても答えが見えない。
教えてチャーリー。


(BGM;降り止まない雨 by Jo=Charlie=Kosei)