レッツ・ゴー1匹

独り神戸に映画を観に行く。
「鉄コン筋クリート」。


連載中の13年前、ワタシのいてた研究室では何処から金が出てたのか毎週スピリッツを購入しており、学生たちで廻し読みをしていたのだが「鉄コン筋クリート」を読んでいたのはワタシしかいなかった。
てゆーか、何そんなん読んでんねんと面と向かってバカにされた。
ワタシの方も何を「HA○PY!」みたいな安モンのマンガ読んでんねんとバカにしてたが、何せ「H○PPY!」はワタシ以外全員読んでたし。
その復讐戦とばかりにわざわざ神戸まで出向いた訳である。


映画の出来については、必要以上の期待を抱かなかったので全く不満無し。
てゆーか、かれこれ18年読んできた松本大洋を再確認するプロセスだったので、質的なモノを語れるだけの感想を抱きようがない。
ただ、あのタッチを破綻させず動きをつけてくれたSTUDIO 4℃には努力賞を与えたい。
個人的にはピンポンよか余程良かった(アレはさすがに主演が・・・)。


空を見上げながら歩いて帰った。
ココカラナニガミエル?