いい大人が中学生相手に「偽善者」なんて言葉を吐くシチュエーションが分からん

他生徒にも「豚」「偽善者」=不適切発言の元担任−中2男子自殺問題・福岡(16日;時事通信)
「元担任のいじめ」波紋 教師や保護者ら批判と不安 「人権意識問われる」 「指導しにくくなる」(16日;西日本新聞

4〜5人の仲間内で親しみを込めて罵り合う分には「偽善者」よりももう少しキツ目の言葉を使えなくも無いが、40人の教室でそんな言葉を吐く根性はさすがに無い。


人を「笑わせる」のと「嗤わせる」とでは要求されるスキルが大きく違う。
「嗤わせる」には誰かを攻撃することで自分の優位性を自覚させてやれば良いのだ。
頑張って「笑わせ」なくても簡単に「嗤わせる」ことが出来る。
そして世の中には難しい事が出来ないヒトが大勢居る。
それでいて自分のユーモアのセンスに自信を持ってる。
そういう意味ではもう少し臆病に生きてみても良いのでは。


さて、文部科学省いじめの発生学校数・発生件数の統計を取っているようだが、ここ10年の不自然に綺麗な減少傾向は苦笑を禁じえない(一度使ってみたかった言い回し)。
これを“水面下に潜伏”“巧妙化の一途”と公式の場で言ってのける根性者にお目にかかりたいものだ。