ワタシが始皇帝なら血液型占いの本から燃やす

韓国でも日本同様に血液型正確判断が流行っているようだ。現在公開中の韓国映画「B型の彼氏」、オフィシャルサイトのストーリー紹介文を全文抜粋してみた。

運命の出会いを信じる女子大生ハミ。間違いメールの相手、ヨンビンと偶然に出くわした彼女は、彼こそが運命の相手と思い込む。だが、ヨンビンは"女性が恋人にしたくない男性1位"のB型の男の子だった!
慎重なA型のハミは、ヨンビンの予測不能の行動に戸惑いながらも、その大胆で積極的な性格に魅了されていく。B型男性嫌悪症の従姉の妨害工作もなんのその、ヨンビンとの奇想天外な日々を楽しんでいたハミだが、彼の身勝手な行動に次第に傷ついていき、ついに別れを決意する。
しかしヨンビンにはそんな行動を取ってしまう秘密があった。果たして真実の愛は、血液型を乗り越えられるのか・・・?

B型というのは一番"変人"的な性格として認知されており、一時流行った血液型特番(よく幼稚園児をグループ分けしてイジり回していた)でもB型が一番イジり倒されていたものである。
「マイペースで周りに左右されない自己中」「行き当たりばったりで一貫性がない気分屋のお調子者」などのオフィシャルイメージは今や国民の常識となっている。
そしてワタシの周りの人間はそうした観点に基づいてワタシをB型だと決め付けるのだ。この20年はずっとそうであった。
しかも実際B型である。
何故に迷信が科学を駆逐して真実に辿りつくのか、世の不条理を呪うばかりである。


参考までにこんなサイトを。
 ⇒血液型性格判断は疑似科学か?
 ⇒「血液型性格判断」の信頼性に関する実験報告書
 ⇒Wikipedia『血液型性格分類』の項目