牛肉問題の在り処

行きつけのサイト(米国牛肉脊柱輸入 市民のための環境学ガイド)での指摘だが、本件に関する日米の認識はやっぱ違う。
20日のNYタイムズの記事(あるいはリンク切れの可能性も)だが、まず農務長官のステートメントが

While this is not a food safety issue,

確かに「食品安全性の問題では無い」とのっけから宣言している(確かに数字的には極小のリスクだが)。日本との合意事項に反した事が先方の意識では最重要問題。・・・やっぱかみ合ってないや、お互い。
あと業者のコメントで日本の報道では全然触れられてない内容がある。

it was responding to an order by a Japanese customer.

「日本の顧客からの発注に応じた」って、どこの馬鹿がわざわざ「危険部位もちゃんと付けてね、お願い」などと寝言をぬかすのか。
これは間違いなく、状況を全く理解できてないヘボ共の単なる言い訳。
当事者に「日本はうるさい国なんだ」という認識がきっちり出来さえすれば良いのだが、こういう報道が国内で行なわれている様では期待は薄い。禁輸解除しても、またそのうちにやってくれるぞ連中。
韓国を見習って国会議員が座り込みでもやるしかないのではないか、プラカードに「精肉業者は反省しる!」とか書いて。