野暮の骨頂

皇室典範改正勉強会 「Y染色体」の重要性指摘 男子皇族、代々受け継ぐ(30日;産経新聞)

万世一系という"ファンタジー"で話をしていたはずが、ここで科学的な話に転ずるのは野暮の骨頂。科学公証とSF公証くらい話が違う。柳田理科雄じゃないんだから。


皇室典範問題研究会の代表である東大・小堀名誉教授のコメントにあるような「共和制革命の第一歩」「真正保守」なんて言葉も我々の世代のリアリティーではない。
賛否いかなる理由付けも"気分の問題"に過ぎないという認識に立てば、"一番ノレる"答えが国民としては正しいのだ。生活にからんでこない以上は「よきにはからえ」だ。
あとは「国の機関」として継続していく上での都合のいいシステムとして感傷抜きで考えるやり方とどう整合を取るかだが、いずれにしても「あのいかにも人の良さそうな御一家」に対して無理を強いてはいかんよ。(遺伝子云々よりも、あの面持ちがイメージ戦略上重要なのだ)