不定期連載;マンガの迷い道(第一回)

のっけからメガネっ子で逝こうと思う。

屈折リーベ (ジェッツコミックス)

屈折リーベ (ジェッツコミックス)


業界随一のメガネ愛好家が贈る、メガネっ娘萌えの教科書とでも言うべき作品(少年キャプテン96年1〜7月号)。9年前に既にこのレベルというのは実に驚異。
基本構造は実にストレートな純愛コメディーなのだが、無駄にマニアックなギャグとメガネに対する底なしのフェティズムがワタシを魅了して止まない。
最初に読んだ時には「うかつに感情移入すると極めてまずいコトになるぞ」とゆー危惧を抱いたのだが、読み続けるうちにすっかりワタシも開発されてしまい、今では「メガネっ子は万物の霊長」とか言われても違和感なし。
メガネで思い出したが、中学の時に好きだった女の子がたまにメガネをかけると可愛さ5割増しの現象に大いに戸惑った記憶がある。なるほど今も昔もメガネの威力は変わらぬものであるな。
ちなみに、現在ヤングアニマル嵐で連載中の「野蛮の園」においてもメガネへの無軌道な愛着は留まる所を知らない。
ジーク眼鏡。

次回はもう少し恥ずかしくない作品を紹介しようっと。