お天気ですか、ワタシも天気です。

今年は結局花見には行かなかったが、やはり行きたがってる人が大多数なだけに圧力も大きい訳で。

<桜開花予想>高精度の予測式作りに着手 気象庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000061-mai-soci

3日くらいずれたぐらいでわざわざ抗議をするのも大人気ないが、気象シミュレーションに関しては防災の意味からまだまだ改善の必要性も余地もあるので頑張っていただきたい。
さて気象予報はどんな風になされるかというと、
  ・大気状態の観測データ収集(観測風船、レーダー、気象衛星)
  ・計算用入力データの作成
  ・スパコンによる数値予報モデルの過渡解析(数秒〜数分ステップ)
  ・数値予報図の出力(気温、湿度、風向風速など)
  ・予報官(気象庁)、予報士(民間)によるデータ解析
サクラの開花予想は成長度というパラメータを日ごとの平均温度の関数として与え、その積算が閾値を超える時点で開花ということだが、この予測による誤差を縮めるために冬場の平均気温を関数に盛り込もうという訳である。
そもそも温度予測自体はどの程度の精度に仕上がっているのだろうか。