まだ続いている

つぶれた車両の中で閉じ込められている人たち、あるいは閉じ込められたまま息絶えた人たちがまだあの中にいる。
死者のカウントはまだ止まらない。
想像を絶する事態が我々の日常の中でいとも容易く生じ得る。


一昨日の報ステでは急ブレーキにより生じた摩擦力が車体を押し上げる方向に働いたのではないかとの見解だったが、それにしても不測というものは重なるものである。
車体軽量化に伴う構造の不安定化、ATS導入の遅れ、運転士の技量とミス対応の甘さ、マンションの立地条件・・・不具合のロイヤルストレートフラッシュといったところか。


GWには実家に戻るが、少なくともハードウェア面では整備レベルが高い新幹線を選ばざるを得ない。
中途半端な距離なので鈍行でも帰れない事もないが、果たして山陽本線のあのヘボそうな車両は大丈夫だろうかと不安が拭えない。まぁ都市部とはダイヤの密度が違う点がマシではあるが。