引き続きロボットの話

皆川亮二「D-LIVE!」にも出てきたレスキューロボット“援竜”がヴァージョンアップしたとのこと。
昨日の“ウォーカーマシン”との合体機能がつかないものか。
 記事⇒救助ロボット:大地震などの現場で活動 改良型開発

ところで素人のワタシにはロボットの定義が今ひとつ明確には分からない。

ワタシ的には“認識”および“判断”を機能として付加されて、初めて「ロボット」と呼べるのではないかと思う。それがなければただの作業機械である。
例えば物をつかむためのアームで考えると、単に人間がモニタを見ながらえっちらおっちらレバーやハンドルで操作するのではなく、モニタ映像から位置座標を計算してサーボを制御し、掴んだ際の圧力のフィードバックから保持に必要なだけのパワー調整を行う、といったレベルの話をやってくれればロボットとして認めることは全くやぶさかでない。

だから例の“ウォーカーマシン”にしても路面情報を自動認識するくらいの芸当を将来的には見せて欲しいものだが。ドライバーには自動車を運転するくらいのタスクで済むように。(そうなれば完璧な“ウォーカーマシン”だが。)

そういえば富野由悠季は人が操縦するような機械はロボットではない的な認識を持っていたようで、「ロボット」という言葉を使うことに対する抵抗感からわざわざ「モビルスーツ」なんて言葉をひねり出したみたいだが。