いな合併大将

♪一つ、ヒモ付き財源化 二つ、負債はひた隠し 住民投票は形だけ
 三つ、未来の財源ない では済まされないのが地方自治


あえて具体名は避けるが、合併後の名称とか本質的でない問題で騒いでるうちにそもそも本質的な議論がなされていない事実が露呈し、合併自体が白紙になっていく様は見ていて非常に楽しい。
“慌てる○○○は貰いが少ない”と余裕を持って何事にも当たりたいものだ。


こないだ実家の母親から電話があったが、話題に乏しいので今月初めの市町村合併の様子について聞いてみた所、何の盛り上がりもない様子。
まぁ当初からメリットもデメリットも見えなかったが・・・


ワタシの故郷は岡山県西南に位置する井原市だが、この3月に北隣の芳井町とその東隣の美星町を編入した。
どうせなら新☆井原市とか∀井原市とか愉快なものにしてほしかったが。
当初は矢掛町を含む1市3町案が本命視されていたが、総社市とくっつきたいのか結局現在のパターンとなったようだ。
こうした思惑のすれ違いなんかは見ていて非常に楽しい。


ワタシが住んでいる兵庫県高砂市は今の所どことも合併せずスタンドアローン。
周りの連中の言うには工場の数が比較的(人口に対し)多いのでそこからあがる法人税で市の財政は潤っており、無理に合併する必要もないという話なのだが。
「住民税が姫路より安い」などという都市伝説もあるくらいだ。
地方税率の設定は変わらないので、その他の公共料金等で差があるのだとは思うが)
以前に姫路市から合併協議についてのアプローチがあったのだが、旨みが無いので蹴られた経緯がある。むべなるかな。


そういえば、ワタシの友人は地元で消防団に駆り出されヒーヒー言っているが、合併に伴う改組の手続きや何やらで動き回って大層忙しい目にあっていた。
ご苦労さまでありんす。


ところで、市町村合併のシミュレーションゲームとか出ないのだろうか。
協議会の設置、住民への根回し、新名称による支持率増減などパラメータ化できんものだろうか。
県を越境してどんどん拡大し、最終的には京都市を吸収したら勝ちとか。
(あいにく平和憲法下で武力は使えないが)